ブログ・お知らせ
2018/06/07
2年生が基礎看護学実習Ⅱ-①を行いました。 ブログ
2年生(27回生)が、基礎看護学実習Ⅱ-①の実習を行いました。
実習の目的は、「看護の対象を理解し、対象となる人の生活過程に応じた看護を実践できる基礎的能力を養う」です。学生の課題は、患者さんの身体的・精神的・社会的の3つの側面から全体像として捉え看護を実践することです。そのために発達段階、健康障害の種類、健康の段階、生活過程の特徴から看護の方向性を見出します。学生は患者さんの安心、安全、安楽を考え、科学的根拠と倫理的配慮に基づき基礎看護技術を提供しながら、看護の楽しさを学びます。
学生は、「6日間の実習で、初めは長く感じていた実習でしたが、毎日があっという間に過ぎていってしまいました。」と話していました。それは、よりよいケアをしたいという気持ちで毎日を過ごしたからだと思います。
病棟内でのチーム医療と患者さんを支えるご家族との関わりを学べた学生や、どうしたらよいか分からなくて悩んだ学生がいました。いろいろな困難がありましたが、どのような場面も看護師をめざすための貴重な体験となり、意味のあるものでした。どの学生にとってもよい看護の体験であり、とても学びの多い実習となりました。
この学びを次のよりよい看護へつなげてもらうことを期待しています。