本校では、毎年、3学年合同で特別講義を聴講しています。

今年度は、相澤美恵子先生に岡波総合病院講堂にて来ていただき、「予後1日」を超えて～脳死臓器移植の体験から看護学生へ伝えたいこと～というテーマでご講義をしていただきました。貴重なお話どうもありがとうございました。

相澤先生は、看護教員であるためご自身が経験された脳死臓器移植についてわかりやすく話をしてくださいました。患者の立場と看護師の立場から実際の体験談を話され、臨場感あるお話に真剣に聴き入りおもわず涙を流している学生や教職員もいました。聴講後は、3年生が積極的に質問してくれ、より学びを深めることができました。

講演後に学生たちは、自分の思いをまとめたり、グループワークで共有するなど学びを深める貴重な時間となりました。家族で、臓器移植について話し合いをした学生もいました。

この講演をきっかけに、臓器移植に対する知識を深めるとともに、それぞれの立場で命と向き合い看護に活かしてほしいと願っています。