9月12日、伊賀市の消防本部職員の方々にお越しいただき、本校の2年生が岡波総合病院講堂にて、上級救命講習（8時間コース）を受講しました。「診療行為を支援する技術Ⅰ」の授業の一環で、現場での実践力を身に着けるために実施しました。

2年生は入学してから1年半が経過し、4回の基礎看護学実習を終えました。形態機能学や病態生理学から看護を学んだうえで、その知識を最大限に生かし人命救助について考える機会となりました。

午前中は、テキストに沿って知識を学んだあと、シミュレーターを使用した実技講習を受講しました。

午後からは、小児のモデル人形を使用し、心肺蘇生の訓練を行いました。学生たちは終始、真剣なまなざしで取り組んでいました。その他、移送方法や包帯法を学び、最後には筆記試験を受験することで、知識の確認を行いました。