２年生が基礎看護学実習Ⅱ－①を実施しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、設置主体の岡波総合病院と何度も相談し、実習の実施を検討していました。５月に入り、三重県の緊急事態宣言措置の緩和を受け、５月２５日～６月２日まで無事に実習を行うことができました。学生が実習できるよう、支援していただきました各種関係者の皆様にお礼申し上げます。

２年生の基礎看護学実習Ⅱ－①の目的は、看護の対象を理解し、対象となる人の生活過程に応じた看護を実践できる基礎的能力を養うことでした。学生たちは実習前に、看護過程の展開の練習を行い、一人ずつ担当教員の指導を受けていました。学校が登校自粛となり、思うように指導を受けられなかったことで不安だったと思います。でもその中でも、遠隔での指導を受けるなど、前向きに取り組む姿勢が見られました。

緊張と不安の表情で実習初日を迎えましが、意欲的に６日間の実習に励むことができました。２年生になって初めての実習で、自己学習や記録も多く、チームワークの取り方を悩んだ学生もいましたが、患者様との出会いや看護活動を通して、看護する喜びを感じました。

また１つ、大きく成長した２年生を見ることができて、教員一同ほっとしています。これからも、看護の楽しさを胸に、突き進んでいってほしいと思います。